初めての事が苦手な子

おぐま教室では、初めての場所が苦手のお子様も何名か通っています。

 

誰でも初めて行う事は、不安がつきものです。

 

でも、そういうことが、苦手程度ではなく、受け入れられないという程の感覚で感じたり、捉えたりする子もいます。

 

初めての場所、初めて行う事、次に何をするかわからない状況が、

 

大きな不安となり行動がしずらくなる、特に自閉症の症状でみられることが多いですが、

 

自閉症ではない方にも見られますし、誰もが少なからずもっている気持ちだと思います。

 

最近もそのようなお子様が入会してくれました。

 

最初は、先に入会しているお友達と一緒に体験レッスン。

 

体験レッスンといっても、お友達の様子を見て、楽器やリズムの練習をできたら一緒にやる程度です。僕との会話は軽く挨拶した位。目も合わせることがなかったです。

 

そして、何をやるかを直接的な形ではなく、間接的に自然な形で、伝えました。

 

気を付けることは、ゆっくりと距離を縮めること。

 

何事にも状況に慣れたり、受け入れたりしていくには時間がかかるものです。

 

そのかかる時間は人それぞれ。自分の感覚で近づくと相手にとっては、急すぎて拒否反応を示すこともあります。

 

会話も同じで、質問してからその返答をするまでの時間も、その子によって時間が全然違います。

 

言葉を聞いて、それに対する返答を頭で組み立て、口に出して言う。

 

この過程は何も考えずに行っている人がほとんどですが、

 

コミュニケーションに慣れない人にとっては、少し時間をかけないとうまく処理できなかったりします。

 

いろいろな場面で、ゆっくり進めることはとても大切です。デメリットはないと思います。

 

そして、目の動きや表情をよく見ていると、何を考えているかがよくわかります。

 

その子の場合、ピアノに非常に興味があるようでした。

 

興味があるけど、近づく勇気がなく、他の活動をしている時でも、ピアノをチラッチラッと見ていました。

 

なので、2,3回目にはきっとピアノを触れるようになるな、と感じつつ、

 

今回は1回目なので、無理強いはせず、ピアノという楽器への期待をもたせて帰ってもらおうかと考えました。

 

その他細かい配慮は、長くなるので省力しますが、

 

その子のお母様、先に入会していたお友達親子、

 

この方達のご協力あって無事体験レッスンは終了。

 

入会まではどうかなと感じつつ、次回は1人でレッスンに来る事に決めました。

 

その子の特質を全員が共有し、連携して体験レッスンという場を作れたことが何よりでした。

 

みなさんご協力ありがようございました。

 

もちろん、不安の大きいなか、1歩を踏み出してくれた本人もよく頑張ったと思います。

 

そして、いよいよ初めてのレッスンとなり、どうなったか、

 

次回にでも書きます。








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